booth No:100
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日本ファインセラミックス株式会社
企業・団体名/英文表記 JAPAN FINE CERAMICS CO., LTD.
企業・団体名/フリガナ ニホンファインセラミックス
部署名 技術開発本部
住所 宮城県仙台市泉区明通三丁目10番
電話番号 022-378-7825
ホームページURL https://www.japan-fc.co.jp
企業・団体概要 日本ファインセラミックス株式会社(JFC)は、ファインセラミックス製品の開発・製造・販売(一貫生産体制)の会社です。
主な取り扱い製品は、エンジニアリングセラミックス(一般産業用機械部品、半導体製造装置用部品)、電子材料セラミックス(薄膜集積回路基板、セラミックス基板)、金属セラミックス複合材料(アルミ/SiC複合材料、シリコン/SiC複合材料、アルミ/Si複合材料)及びセラミックス受託精密加工です。
現在、パワー半導体用高熱伝導窒化珪素基板の量産工場を新しく建設中です。当社の技術は、反応焼結法(産総研との共同開発)採用による容易な高熱伝導化、安定したサプライチェーンが特徴です。
当社は、1984年4月創立で、資本金3億円(日揮ホールディング株式会社100%子会社)で、従業員数500名(2024年1月末現在)、 営業所は東京及び名古屋にあり、工場拠点は宮城件4か所、愛知県2か所、岩手県2か所あります。子会社にはJFCマテリアルズ株式会社があります。
企業・団体カテゴリ 樹脂、セラミックス、ゴム
バイオマテリアル(生体材料)
出展概要 日本ファインセラミックス株式会社は、OCP(リン酸八カルシウム、Octa-Calcium Phosphate)の量産化に世界で初めて成功しました。
OCPは、歯や骨の無機成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)の前駆体と考えられている生体材料です。OCPは間葉系幹細胞の骨芽細胞への分化や、マクロファージのOCP埋入部位への遊走および破骨細胞への分化を促進する特性を有しており、人工骨材料として現在用いられているHApやβ-リン酸三カルシウム(Ca3(PO4)2、β-TCP)と比較して優れた骨再生能や高い生体吸収性示すことが報告されています。
しかし、従来OCPは実験室のビーカーレベルで(数g/バッチ)しか生成できませんでした。当社は、東北大学大学院歯学研究科鈴木治教授との長年にわたる共同研究により独自に開発した連続式晶析装置(連続フロー合成法)を採用することで、安定して均一なOCPを量産化することに世界で初めて成功しました。
当社は、この連続フロー合成により、年間20kgのOCPの生産を達成できるようになり、更なるスケールアップも比較的容易に対応可能となっています。
OCPrime TM
バイオマテリアル(生体材料)