booth No:912
Print out Print out this page
日本ファインセラミックス株式会社
Company Name JAPAN FINE CERAMICS CO., LTD.
Department 技術開発本部
Address 仙台市泉区明通三丁目10番
Tel 0223787825
URL https://www.japan-fc.co.jp
Overview  当社はセラミックスの開発、製造、販売の企業です。当社のセラミックスは半導体製造装置など構造材料、光通信用部品など電子材料、PFD製造装置部品の金属複合材料、および医療関連など様々なフィールドで利用されています。
 当社の現在の新規事業はパワーデバイス用高熱伝導窒化珪素基板です。この窒化珪素基板は当社独自の反応焼結技術で製造されています。
 革新的な骨再生用材料のリン酸オクタカルシウム(OCP)は次の新規事業として立ち上げているものです。
 OCPは、歯や骨の無機成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)の前駆体と考えられている生体材料で、自家骨に最も近い骨再生材料です。OCPは人工骨材料として現在用いられているHApやβ型リン酸三カルシウム(β-TCP)と比較して優れた骨再生能や生体吸収性示すことが報告されています。
 当社は、東北大学歯学部鈴木治教授との長年にわたる共同研究の成果を基に、独自に開発した連続式晶析装置(連続フロー合成法)を採用することで、安定して均一なOCPを量産化することに成功しました。
Category Resin, Ceramic, Rubber
Biomaterial
Exhibitor Description  リン酸オクタカルシウム(OCP)は生産が困難とされており、実験室レベルで数g/バッチ作るのが限度でした。当社は、独自に開発した連続晶析装置によって、OCPの合成を晶析1時間当たり170gと飛躍的にアップさせて量産化の道を開きました。当社の連続フロー合成法はスケールアップが容易であり、今後見込まれるOCPの需要拡大にも対応可能です。
【学会活動】
 Bioceramics33(スイス)、及び日本バイマテリアル学会第45回大会(神戸)、同学会シンポジウム(仙台)において発表しました。また、SFB 2025(シカゴ)においても発表予定です。
【当該事業に関わる公開情報】
 日本経済新聞: https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP669608_Z10C24A3000000/
 日刊工業新聞: https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00731185
【受賞歴】
 前回のMedtec Japan 2024において、Medtec イノベーション大賞期待賞を受賞しました。
OCPrime ™