booth No:209
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青山学院大学
企業・団体名/英文表記 Aoyama Gakuin University
企業・団体名/フリガナ アオヤマガクインダイガク
部署名 理工学部 電気電子工学科 先端素子材料工学研究室
住所 神奈川県相模原市中央区淵野辺5ー10ー1
電話番号 042-759-6193
ホームページURL http://www.ee.aoyama.ac.jp/koh-lab/index.html
企業・団体概要 次世代エレクトロニクスデバイスの創成を目指し、従来の小型化・高速化・大容量化の限界を超えた新たな価値の創出に取り組んでいます。特に、IoTの発展に伴い、安価で小型かつ高耐久・高信頼性のデバイスが求められています。さらに、生体モニタリング技術の進展により、人体に近接・内蔵可能なデバイスの開発が必要になっています。

その材料として、グラフェン、薄膜グラファイト、薄膜ダイヤモンドなどの炭素系薄膜材料に注目。これらは生体親和性が高く、既存の半導体技術を活用できるため、ナノレベルで精密制御されたデバイスの実現が可能です。特に、これらの材料は軽量で柔軟性があり、多様な環境下でも高い性能を発揮できるため、新しいデバイス設計の可能性を広げます。

研究では、デバイスの作製に加え、材料の合成・結晶成長を探求し、応用に最適な特性を持つ材料の開発を進めています。また、化学修飾による物性制御や界面・表面の相互作用解析を通じて、高性能デバイスの実現を目指しています。これにより、生体内外で機能する次世代デバイスの創出に貢献します。
企業・団体カテゴリ 測定、検査、試験、分析機器
マイクロ/ナノテクノロジー
検査キット/パーツ
出展概要 炭素原子が一層に並んだ材料であるグラフェンを透明電極として用いた電気化学発光(ECL)分析デバイスの開発を行っています。

グラフェンは透明で高い電気伝導性を持つため、透明電極として活用でき、光検出器を電極の背面に配置するなど、装置設計の自由度を大幅に向上させます。さらに、炭素のみで構成されているため、生体分子の修飾が容易であり、使い捨て電極としての応用にも適しています。

これらの特性を活かし、電気化学発光分析を用いた高感度なPOCT(Point of Care Testing)デバイスのプラットフォームの実現を目指しています。